第9節

決定打が出ないまま、オーディションは3人目へ。
緑:「では、三人目の方、どうぞ。」



ぎゃあああああああ!


会場内に悲鳴が広がった。
三人目として現れた一人の女性が
会場内の空気を一変させてしまったのだ。

生後、3ヶ月デェス

自らマイクを取り
彼女は自己紹介をした。
「プリンセェス セーラでェす。」

挨拶を聞いただけで、評価を下すに十分な衝撃であった。

全員一致、じゃねええええ

ちょwwwwイエロッキィwwwwwww


そこへ、今度は本当に強烈な衝撃波がロクレンジャーを襲った。

「「「うわあああああーーー」」」

吹き飛ばされる5人。
そう、魔王がやってきたのだ。

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