第10節

ロクレンジャーをいとも簡単に蹴散らした魔王に
ただ一人立ち上がり、勝負を挑もうとする者がいた。

セーラ:「お待ちーナ サイヨ!」

そう、格闘家のサラブレッド、戦闘の天才、セーラだ!


魔王チーム VS セーラ。
戦いは熾烈を極めた。

ショッカーによるディアボロでの殴り攻撃。
セーラの嫉妬パワーによる痛恨の一撃。
誰かのCDを使った催眠攻撃。


チームワークで戦う魔王チームに
押されぎみのセーラだったが、
セーラの呼び出した召喚獣「タカパーチ」によって
戦局は大きく動いた。

BGMも即興で合わせる天才音楽家!

タカパーチ「アアー ヤイヤイヤ ウエア〜%$#@?!>‖†=??!」

繰り出される謎のメロディーと怪しい呪文に
もだえ苦しみ、次々と倒れる魔王チーム。
その猛威が去ったとき、バトルステージに立っていたのは
セーラと魔王の二人だけであった。

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